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	   マイクロソフト・フライトシミュレータ2002(MSFS2002)をプレイしました。 
当初9月末発売予定だったのですが、同時多発テロの影響で1ヶ月延期。 
本当は日本語版が出るまで待とうと思っていたのですが、日本語版のアナウンスが 
ないので、PCを新調した勢いでまたもや英語版で購入してしまいました。 
 
前作(FS2000)から大きく変わったのは、以下の通りです。 
1.水上飛行機が使える 
2.ATC(Air Traffic Control)に対応 
3.“コンコルド”がなくなり、B747が追加 
 
これまでのFSでは水面は平面にテクスチャーが張り付けてあったので、 
水面に墜落や不時着しても、機体が破損するだけだったのです。 
設定によっては、水面を滑走できたりもしました。 
今作からは水面が波立ち、水面に不時着すると水没します。 
 
ATCは航空無線のことです。 
前作まではATISという空港の気象情報だけだったので、サードパーティーから 
アドオンでATCのソフトが出ていました。 
 
今作ではデリバリー、グラウンド、タワー、デパーチャー、コントロール、 
アプローチと、実際の手順に近い形でATCが再現されています。 
周波数のセットもほぼ自動になり、かなり使いやすくなっています。 
(でも、日本の管制官も流暢な英語をしゃべるのが笑えます) 
 
去年の墜落の影響か、FS2000の目玉だったコンコルドは入っていません。 
その代わり、B747-400が標準で入りました。 
やはり、大きくて重い機体は、操縦が難しいです。 
 
他にも、雲やスモークがリアルになっていたり、テクスチャーが細かくなっていたり、 
NYの国際貿易センタービルがなくなっていたりといった細かい変更もされています。 
羽田もやっと新滑走路が反映されています。 
かなり、理想に近づいたシミュレータになっています。 
 
しかし、まだまだ不満な点も。 
フライトプランナーが標準でありますが、これでは空港ごとに設定されているSIDや 
STARが反映されないので、実際のフライトルートは再現できません。 
(SID:標準発進経路、STAR:標準進入経路) 
 
全体的に動作が重くなっていますが、それ以上にハードウエアの進歩が早いので、 
ハイエンドクラスのPCならストレスなく動作します。(別項参照) 
1600×1200ドット32ビットカラーで15fps以上で動作しています。 
…FS貧乏と言われる所以ですな。 
	  
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