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2012年01月18日

C56 160

京都梅小路蒸気機関車館の扇形車庫の1番線にはC56形160号機が入線していました。

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小型軽量テンダー式蒸気機関車であり、愛称はシゴロク、またはポニーである。

このC56形160号機はJR西日本によって動態保存されてSL北びわこ号として北陸本線を走行したり、C57形1号機と重連で山口線を走行していたりします。

C57 1

京都梅小路蒸気機関車館の扇形車庫の6番線にはC57形1号機が入線していました。

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C57形蒸気機関車は、C55形蒸気機関車の改良型です。1937年から1947年の間に201両が製造されました。
このC57形1号機はJR西日本によって動態保存されてSLやまぐち号として山口線を走行しています。

今回は、検査のために梅小路に入場していたと思われます。

扇形車庫の4番線にはテンダーが入線していました。

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C11 64

京都梅小路蒸気機関車館の扇形車庫の8番線にはC11形64号機が静態保存されています。

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C11形蒸気機関車は、1932年から1947年の間に381両が製造された、小型のタンク式蒸気機関車です。
ローカル線の旅客・貨物列車の牽引、貨車等の入れ替えに活躍しました。

9600形9633号機

京都梅小路蒸気機関車館の扇形車庫の9番線には9600形9633号機が静態保存されています。

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9600形蒸気機関車は、1913年から製造された、日本初の国産貨物列車牽引用テンダー式蒸気機関車です。
愛称は「キューロク」や「クンロク」。四国以外の日本全国で長く使用されました。

重心位置が非常に高く、小輪径の動輪と言うこともあり、最高速度は65km/hと高速走行はできませんでした。

B20 10

京都梅小路蒸気機関車館の扇形車庫の10番線にはB20形10号機が動態保存されています。

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第二次大戦末期、工場などの入換え作業用として設計された小型タンク式蒸気機関車です。
製造されたのはわずか15両です。
貫通ブレーキ用コンプレッサーを持たないため、本線営業列車を単独で牽引することは不可能です。

このB20形10号機は鹿児島機関区で活躍していました。

また、2012年1月26日に創刊された、講談社Nゲージジオラマ製作マガジン「週刊SL鉄道模型」の50号購読者プレゼント車両のB1001のモデルになりました。

C62 2

京都梅小路蒸気機関車館の扇形車庫の11番線にはC62形2号機が動態保存されています。愛称はシロクニ。

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1948年からD52形蒸気機関車の改造と言うことで49両が 旅客用テンダー式蒸気機関車として製造されました。
東海道本線、山陽本線などの主要幹線の優等列車牽引に使用されました。

また漫画「銀河鉄道999」において銀河超特急999号の牽引機としてC62形が取り扱われていて有名です。

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ここ梅小路蒸気機関車館においては他の動態保存機とともに「SLスチーム号」としての保存運転に使用されていますが、2011年現在、過熱管の水漏れの発生により休車中で、予算不足により修理のめどは立っていないとの事です。

C51 239

京都梅小路蒸気機関車館の扇形車庫の14番線にはお召し列車を牽いた回数が109回もあるC59形239号機が静態保存されています。愛称はシゴイチ。

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パシフィック形軸配置(先輪2軸、動輪3軸、従輪1軸...2C1)を初めて採用した国産設計の蒸気機関車です。
それ以前の蒸気機関車と比較して、大幅に性能向上を実現したため、1920年代から1930年代には主要幹線の主力機関車として用いられました。
また、1930年代初頭には超特急「燕」の東京-名古屋間牽引機を務めたことがあります。

C58 1

京都梅小路蒸気機関車館の扇形車庫の15番線にはC58形のトップナンバー、1号機が静態保存されています。愛称はシゴハチ。

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8620形の速度と9600形の牽引力を兼ね備えた共通の後継機として設計されローカル線用の蒸気機関車として活躍しました。国鉄の蒸気機関車としては、初めて密閉型の運転室が採用されされました。


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梅小路では「お召し列車」の姿で静かに時を過ごしています。

D50 140

京都梅小路蒸気機関車館の扇形車庫の16番線にはD50形140号機が静態保存されています。愛称はデコマルまたはデコレ。

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9600形の後継機として設計されたのがD50形です。1923年から1931年の間に380両が製造された貨物用の蒸気機関車です。9600形を上回る大型機として設計され、輸送力を飛躍的に高めまたそうです。大半のものが早く廃車あるいは改造されたため、保存機は2機しかなく、そのうちの一台が梅小路に保存されています。

C59 164

京都梅小路蒸気機関車館の扇形車庫の18番線にはC59形164号機が静態保存されています。愛称はシゴクまたはシゴキュウ。

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C62形が登場するまで特急等の優等列車を牽引したのがC59形です。C62登場後もお召列車を牽引していたことから、現場の信頼も極めて高かったと考えられます。

164号車は呉線で最後まで残存した車両の内の一台です。

C53 45

京都 梅小路蒸気機関車館の扇形車庫の19番線に 現存する唯一のC53形である45号機が静態保存されています。愛称はシゴサン。

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C51より大型化された旅客用蒸気機関車で、国産機関車の中で唯一、3つのシリンダーを持っています。
そのため、保守性に難があったそうですが、客車の大型化に伴う牽引力強化を目的に製作されました。
主に東海道本線や山陽本線における特急、急行列車牽引用として運用されたそうです。

C55 1

京都 梅小路蒸気機関車館に C55形1号機が静態保存されています。

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中型の旅客用機関車で北海道で使用されていただけに、トンネル内でのつらら折り枠が装着されていると言う特徴のある機体です。
梅小路の扇形車庫の20番線に駐留されていました。(2012/01/18)