Top普通の日記 > いわゆる「サブアド」もどき

« 平凡な一日 | メイン | 平々凡々な一日 »

いわゆる「サブアド」もどき

昨日は独自ドメインで無料でやるメールのシステムを作ってみたので、
手順を備忘録としてかいつまんで書いておきます。
ちなみに1日で全部やるのはちょっと厳しい。

最終目標は、携帯からの操作だけでメールの送受信が出来る、
独自ドメインのメールシステムの構築。
条件はドメイン名維持費とパケ代以外無料。

用意する物

・独自ドメイン
 私はムームードメインで取りました。

・Googleアプリの独自ドメインサービス
 http://www.google.com/a/を使ってみようかと。

・ネームサーバのサービス
 フリーでNSを提供してくれてMXレコードがいじれる所と言うことで、
 zoneedit と言うところ(http://www.zoneedit.com/)を使いました。

・携帯ブラウザからPOPサーバにアクセスできるサービス
 無料がいい!ということで、ClassY(http://www.classy.jp/)の
 ClassYMobileというサービスを使いました。

順序は次の通り。

1.ドメイン名取得!
  (説明のために仮に hoge.jp としておく)
2.zoneedit契約
  FreeTrial の 5 zone で充分
3.ムームーのコントロールパネルで hoge.jp の NS の
  指定を zoneedit で指示されたサーバにしておく
4.Google アプリの独自ドメインサービスに hoge.jp で登録
  このとき管理用に Gmail のアカウントが一つ必要になるので、
  何でも良いから事前に一つ Gmail アカウントを取っておく。
5.独自ドメインの承認が無事おりたら、ヘルプを見て DNS の
  MX レコードに何を設定すればよいかを確認しておく。
6.zoneedit で hoge.jp を add Zone して
  コントロールできるようにしておく。
  このとき3.の手順を忘れていると、ドメインの所有者が
  確認できなくてエラーになるので注意。
7.zoneedit の MailServer(MX) の設定で5.で確認したサーバ名を
  入力してサーバを設定する。
8.Google の独自ドメインのコントロールパネル(ダッシュボードという)で
  ドメイン所有者の確認を行う。
  hoge.jp のMX レコード設定で Google のメールサーバが
  指定されていることを確認できればそれで ok みたい。
9.Gmail で独自ドメインでメールが使えるようになったら、
  何かアカウントを作って、そのアカウントで POP アクセスが
  出来るように設定しておく。
10.ClassY Mobile のサービスに申し込み、ClassY のアカウントが取れたら
  Gmail のサーバ名やアカウントの設定をして、送受信出来ることを
  確認する。

3.と7.は操作後に情報がNSの海に浸透していくのを
しばらく待つ必要があるので、すぐには次に移れません。
8.も操作後に Google 側で行われる処理を小一時間待つ必要があります。

ここまで出来れば、

携帯電話だけで、独自ドメインを使ったメールのやりとりが、
ドメイン取得費用+携帯のパケ代のみで出来るようになる。
と言うことになります。

独自ドメインの維持費用がかかるから完全無料じゃないけれど、
最低限の課金でサブアドメールの仕組みが構築できたので良しとしましょう。
このサブアドなら変な広告メールもアンケート依頼も来ないし。
よかったよかった。

このシステムの弱いところは、
・Gmail でメールが消失するケースがあるらしい。
・ClassY のシステムを使ってメールを送信すると、
 ClassY を使ったと言うクレジットが入る。
と言う点です。
後者は ClassY の有料サービス(年1000円)を使えば
解消できるかな?

で、私が何にこのメールシステムを使うかは、
当分の間ナイショね。 :-)

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.3tama.net/cgi-bin/mt/mt-trackback.cgi/169

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)