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中野大勝軒で肉入りつけそばを食す


相棒の実家は荻窪にある。駅から歩いて30分ほどの所だ。
今日は天気がいいので、散歩も兼ねて出かけることにした。
せっかく東京に来たのだから、好物のラーメンでも…と思ったのだが、
荻窪で行ってみたい所は「春木屋」「二葉」「丸信」などとたくさんあるが、散歩の一環としては、少し近い。
前から書いているが、私の好物は「大勝軒」系のラーメン、つけ麺である。
とは言え岐阜や名古屋の大勝軒でしか食べたことがないので、せっかくの上京である。どこか大勝軒に行ってみようと考えた。
散歩として丁度良い距離にある大勝軒は「中野大勝軒」だ。確か池袋大勝軒のマスターもこの店で働いていて、その時につけ麺ができあがったハズで、つけ麺発祥の店である。
相棒の実家を10時半に出発。善福寺川添いの公園をスナップ写真を撮りながら下り、五日市街道へ。そのまま青梅街道、環状7号、大久保通りと歩いて、1時間半ほどでJR中野駅近くの中野大勝軒に到着した。

20050430a.jpg

店に入ると運良く待ち行列がほとんど無くて、待っているのは二人のみ。5分も待たずにカウンターに座ることができた。
注文したのは「肉入りつけそば(大盛)750円」
岐阜大勝軒は池袋大勝軒の弟子が店を出しているが、この中野大勝軒はその流れとは少し違うと聞いていた。
が。

20050430b.jpg

期待に違わず、極太麺が丼一杯に盛られて出てきた。つけ汁は思ったよりあっさりの醤油味で、魚系の出汁がしっかり出ていて汁が澄んでおり、すこし濁ってトロっとしているような気がする岐阜大勝軒とは違ったスープで、新たな大勝軒の側面を知った様な気がして嬉しかった。
しっかりした麺と、出汁の利いた汁。そしてしっかり煮込まれ、細長く刻まれたチャーシューが口の中で見事にからまり、美味しい。
あの麺なら丼2杯は食べられるなぁと思いつつ、麺が残り2口ほどになったところで替えスープを店員さんにお願いする。
店員さんはスープの寸胴から上澄みを掬いだし、つけ汁の丼に投入してくれる。冷水で締めたつけ麺で冷えたつけ汁が、再度温かくなる。
残りの麺をつけ汁に投入し、少しお行儀悪く、ズゾゾゾと一気に口に入れ、噛んで飲んで食感を楽しむ。

店内は10人も座れば満員になってしまうようなカウンターのみの店で、店員は喋ると訛りでわかってしまうアジア系の外国人の人たちが店を切り盛りしていた。
しかし、大勝軒の味は彼らによって守られており、店の奥ではスープの準備や、持ち帰り用のつけ麺の仕込みに追われている人もいた。
食べ終えて店内を見ると7~8人並んでいた。やっぱり繁盛しているなぁ。

次にいつ来ることができるかわからないけど、また来て食べたいなぁと思った。


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