(022/100) 宇宙消失
グレッグ・イーガンの府中消失もとい宇宙消失を再々読。
2034年に地球の夜空から星々が消え、この理由の説明がつかないまま33年が過ぎた世界が舞台。
攻殻機動隊の電脳のような世界。人間の脳に対して追加部品をインストールすることで脳の機能を飛躍的にアップできる世界の話。
その機能については「暗号書記(ニューロコム社製$5999-)」なんて書いてあるので、その世界観を身近に感じることができて嬉しい気分。
量子論が使われたSFで、量子論になじみが無いと少し読み難いかもしれないが、その辺は何とかなるので勢いで読んでもOK。
帯を見ると、『SFが読みたい2000年版』で1位を取っているとのこと。
私のオールタイムSFベスト10に入る作品で、文句なしにオススメです。
Status:3回目
Mago6的オススメ度:★★★★★